4色の卵

望色

望色は「色診」ともいい、すなわち皮膚の色と光沢を観察することである。色は色調のことであり、光沢は明度のことである。

「光明潤沢は気であり、青赤黄白黒は色である」

光沢は、気に属し、陽に属し、臓腑精気の現れである。

色は血に属し、陰に属し、血液の盛衰と運行・疾病の種類と性質を知ることができ る。臨床では、面部の色沢を観察することで、臓腑気血の盛衰や邪気の種類が知られ、更に疾病の軽重順逆と予後を判断することができる。

 

青色:寒証・痛・瘀血・気滞などを主る。

寒性は凝滞収引であり、寒証の場合、経脈が拘急(収縮して硬くなる)し、血行が悪くなって瘀滞となり、青い顔色を呈する。不通則痛で痛みを伴う。

 

赤色:熱証を主る。

血は熱を得ると、その巡りが加速する。熱が盛んであれば、血脈は拡張され、血行が速くなり、顔色が赤くなる。

 

黄色:虚証、湿証を主る。

黄色は脾虚湿蘊の徴候である。脾気が弱まり、運化機能が失調すると、水湿内停や気血不足を引き起こし、黄色な顔色が見られる。

 

白色:虚証・寒証・脱血・奪気などを主る。

白色は気血不栄の症候である。気血不足、あるいは陽虚寒盛の場合、気血が顔面に上栄できず、白色が見られる。

 

黒色:腎虚・寒証・痛・水飲・瘀血などを主る。

黒色は陰寒内盛の色である。腎陽衰虚、水飲不化、陰寒内盛、気血不暢などの原因により、顔色が黒くなる。

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