シャボン玉の写真

上下、内外、表裏

上下、内外、表裏

人体の様々な反応は素直に出現する。

「上」とは特に精神活動に関係し、身体の上部を指し、最初に反応する部分であり、外気に最も触れる部分であり、その状態は上部に現れる。中医学弁証(診察)での「上」を見て観察する望診では、表情、目の力と動き、顔の肌の状態より、感情、情緒、思惟(思考)、精神などを、聞診では、声、呼吸、話す内容や量、問診では睡眠、夢、記憶、竅(目耳鼻口舌)などの情報から様々な推察を行う。

「上」とは「外」であり、「表」であるので、印象や外側、表面で、臓腑への影響が見て取れる。中医学で臓腑の上下とは、

 

肺(体力・免疫)

心(精神・感情)

脾(吸収・栄養)

肝(調整・機能)

腎(生命・老化)

 

の順に並ぶ。様々な人体への影響はこの順に影響され、機能へと影響していく。人体の影響とは季節・気候による外邪と、感情・精神による内邪、加えてストレス、飲食などが挙げられ、その影響は上記の順に影響を及ぼしていく。

 

「下」とは生命・老化に関係し、身体の下部を指し、様々な影響の結果が出現し、その状態は下部に現れる。歩き方、歩く音、足裏のバランス、下半身の筋肉、膝、股関節、腰への問題などは、体内、裏(奥)に及んだ結果が顕著に出現する。

 

中医学の学問としては、理論を学んでからはそれを自分自身の感覚まで落とし込むことが最も重要であり、単なる「知識」だけでは活用できない。実践し、経験し、臨床し、この反復によって常に基礎から応用を繰り返してこそ得られ、「能力」とすることである。学問にも内外、表裏があり、万事はこれを陰陽と呼んでいる。

中医学の実践診断法
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