気血不足
<気血不足>心身の元気が足りない
主な症状:動悸、不眠、不安、夢が多い、健忘、めまい、脱毛、疲労、食欲不振
◎気血不足のため、ストレスの影響を受けやすい
ストレスを受けても、すぐに解消できる時と解消できない時がある。
これには、気血の状態が大きく関わる。
「気」は生命のエネルギー、「血」は「心」の栄養。
心身ともに健康で気血が十分に足りていれば、
ストレスに負けることはない。
逆に「肝気鬱結」の状態が長く続き
気血をつくる「脾」の機能低下、
「肝」が蓄える血の消耗、
精神活動の中枢「心」の血不足を招くと、
身体全体の気血が不足すると
精神が不安定になり、
ストレスの影響を受けやすくなってしまう。
憂鬱や情緒の不安定などの症状に加え、
動悸や不眠、不安、健忘、めまい、
疲労などを感じる場合は、気の滞りを解消し、
不足している気血を補うようにする。
病後、産後、更年期など、
体力を消耗しているときにも
気血が不足する傾向にある。