<健康元鴻(けんこうげんこう)のなるほど中医学!>no.9
本日のキーワードは
「苦いものは心の治療薬!?」です。
心の状態は、
中医学の「心」にあたります。
他にも感情や精神活動、
意識、思考などもつかさどる臓器と考えられています。
「心」が弱ると、
血液の循環や精神状態が悪くなり、
動悸や不整脈、不眠、多夢、
イライラなどが現れやすくなります。
そこで活躍するのが
「苦味」のある食材!
苦味のある食材は
血液を全身に循環させ、
心に作用をもたらします。
具体的には、
利尿・消炎・解毒・鎮静・解熱作用があり、
心臓、血管など循環器のはたらきをよくし、
高ぶった精神状態を鎮めることができます。
そのため、
高血圧、赤ら顔、怒りっぽい、
不眠、多夢などを改善に役立てることができます。
<食材は…>
- きゅうり
- 苦うり
- 緑茶
- レバー
- セロリ
- ごぼう
- パセリ
- ピーマン
- ふき
などが良いでしょう。
しかし、
とりすぎると胃腸の調子をくずしますので
注意しましょう。
次のキーワードは
「ストレス解消の働きをする”肝”の正体とは?」
です。
次回をお楽しみに。。。