神(しん)
中医学で〝神〟は、精神・思考・感情
意識・知覚・活動をさす。
人が生きているのは、ただの物質ではなく、
肉体が動き、様々な行動をしている状態が
生命という存在である。
肉体と神が一体であり、
神がなければ生命は死に至る。
「神を得る者は昌え、神を失う者は亡ぶ」
中医学の五臓では〝神〟は心(臓)が蔵しつかさどる。
心への影響はストレス・睡眠・熱。
五行では『火』、色は『赤』、『上昇』を意味する。
良い影響は発展、最高潮、盛り上がり..
悪い影響は緩み、決断力不足、活動過多
その反応は顔、舌、汗に出現する。
心の状態は精神の状態でもあり、神は心の活動に影響を及ぼす。