薬膳【辛味】
発汗解熱作用があり、「気」「血」のめぐりをよくします。
体内外の空気の交換を行う呼吸器。
中医学ではきれいな空気を吸い、汚れた空気を吐く臓器とされ、全身の「気」や「水」を調整する代謝作用も持つと考えられている。「肺」が弱ると風邪、花粉症、喉のかゆみ、喘息、息切れ、かすれ声などの症状が起こりやすくなる。
呼吸器に直接はたらきかけ、風邪の初期の寒気、くしゃみ、鼻水には辛みのあるショウガやネギがよく効きます。とりすぎると熱くなり精気を消耗します。
食材:ねぎ、玉ねぎ、しょうが、しそ、バジル、みょうが、にんにく、山椒、唐辛子、わさび、こしょう、シナモンなど
関係する臓器:肺、大腸
関連する器官:鼻、皮膚