薬膳【鹹味(しおから)】
体内の不必要な水分を尿として排泄する腎に影響する。 中医学で腎は水分の排泄だけでなく、貯蓄、分布も含めた 水分代謝のコントロールを行う。
身体の発育、生殖、老化に深く関わる「精」を蓄える臓器とも考えられ「腎」が弱ると精力減退、不感症、 不妊症、頻尿、足腰の衰え、骨粗しょう症、健忘などの 症状が出やすくなる。
塩気のある(鹹(しおから)い)食物は、泌尿器、生殖器官、ホルモンの働きを良くし、インポテンツ、不感症、不妊症などの症状を改善。
また新陳代謝を高めるため、ガングリオン、イボ、子宮筋腫などのしこりや塊を縮小させる作用や便秘解毒効果も。とりすぎると「血」の巡りが悪くなります。
食材;かき、はまぐり、あさり、しじみ、いか、たこ、かに、わかめ、昆布、しょうゆ、味噌など
関係する臓器:腎、膀胱
関連する器官:耳、骨、髪、性ホルモン